ばぁむさんの資産運用中Plus

インデックス投資+高配当再投資戦略+αで資産運用してみたメモ…の傍ら馬を愛でるブログ

下落中に考えたい事

なかなか厳しい相場が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は下落中に考えたい事…と少し大層な見出しでひとつ書いてみます。


損失が人体に与える影響…というと大げさですが
プロスペクト理論は有名ですね。

か、あるいは正常性バイアス


いずれにせよ、減るのは心に効くというのは間違いない訳です。
まずは自分の心の声を聴いてみる事が初手。



そして次に、周りを見渡してみます。
よく見る図ですが…


いつぞやも載せましたがFear&Greed Index(記事執筆現在)


VIX(ボラティリティ)指数なんかもいいですね。

こちらは日経平均版

(今、周りはどんな感じでしょうか?)



1つずつ紐解いて行った先には必ず共通項があります。
自分の声、周りの表情を確かめてようやくニュートラルに現状を把握できるし
人の話す事を解釈出来うるのではないでしょうか。
(何となくポジショントークかなー…とかニオイがする事もありますよ、実際。)


そして人の話を聞く際には、その方の想定している時間軸を確認しましょう。
長期投資を志す方がトレーダーの方の話を聞くと混乱します。逆もまた然り。
ただ、トレーダーの方の中には非常に知識が豊富な方もいらっしゃるので
直近の事をどう見てどう考えているかを知るには参考になります。
(何を言っているかわからない事も多々ありますが…)


それらを確認した上で、直近の想定も絡めて戦略の検討と戦術の手を練っていく。
局面、局面でそれを愚直に繰り返すしかない気がします。
そのうちに下落局面すら内包した自分に合った戦略が立ち上がっていく。


いずれにせよ下落中は戦略の見直しの好機です。
本当にそれでいいのかを自分に問う好機。
あるいは…上昇中ですら恐怖を感じた時もそう。
市場側はコントロールする事ができませんので。


それと…もう1つ。
投資仲間や投資グループの様な所に属している場合
裏切者扱いされるのでは、と戦略変更を躊躇するパターンがあるかもしれません。


私は思います。
真に投資仲間であるなら、戦略の変更を非難する事はありませんよ。
むしろ、理由に興味を持つことでしょう。
もしやり方を変えるなら、自身の頭と手を使って大胆にやってやりましょう。




私見。
ここからは完全に自分の話なので「あとがき」みたいなものです。


機械の様に続けて放っておけ、忘れろ、は言うは易し。
人間は機械にはなれず、未だ機械は人間を模す事しかできず。


「理論は分かった。が、人は完璧ではない」を受け入れる事にしたんです。
ならば戦略でカバーしよう、というのが自分の結論です。
私がキャッシュフローに拘る理由です。


確かに元手の有無によって戦略開始の初手は打ちにくいかもしれない。
でも、キャッシュフローがあれば戦略を継続する事ができる。
継続する事ができれば、時間を味方につけることができる。


個人投資家は機関投資家の様に要所でのパフォーマンスに縛られません。
(いつか上がるので待っててください、が通用するかしないか)
ここからは更に自分なりの戦略解釈ですが
「フローの拡大に集中する事で総資産額の増減を都合よく無視することができる」
=メンタルを保つ事ができる


株は皆が怖がっている時にヒタヒタと買って
皆がワイワイしている時に酒でも入れながら増える資産額を眺める。
そのぐらいが丁度いいのではないでしょうかね。