ばぁむさんの資産運用中Plus

インデックス投資+高配当再投資戦略+αで資産運用してみたメモ…の傍ら馬を愛でるブログ

皆のツールとしたい。

私事でございますが。


4月で今の会社に勤めて7年目と相成りました。
それと同時に昇進とも相成り、ひとまず「君、いていいよ」と言われたのかな、と。


業務内容自体に変化はありません。
ある分野においてだけ、士業一歩手前の様な事をしております。
要は「無ければできないし、あればできるよ」という風な事ばかり言ってる人。


変わった事があるとすれば
他との連携に口を出せるようになった事。



より早く
より簡便に
よりわかりやすく
とにかく旧来の、埃を被った様な仕組みを片っ端から変えていこうとしてます。


「仕事のやり方・業務知識」そのものを皆の「ツール」としたいのです。
「人=ツール」となっていた属人的な世界から脱却させたい。


ツールが共通言語になった世界なら
「如何にツールを使いこなして問題を解決できる人になれるか」に焦点が移る。
そのレベルにまで持って行けたなら、その人の「仕事」は「作業」にはならない。


使い方も立場や年齢が変われば当然、変化するでしょう。
そこには知見・経験の差もあるかもしれない。
その差は明確な違いとなって現れるはずです。


それは若い子にとっても認識しやすいし、質問もしやすい。
そこに気づきを得られるなら、より使い方を工夫していく事でしょう。
当然、それは下から上の逆方向のフィードバックにもなりうる。



かつて、「気づきに価値はあるのか」と銘打って1つ記事を起こしました。
私の願いはここに込めてあります。


AIが台頭していく時代において、思考と工夫こそ人間が人間として輝く道と思うのです。
気づく事を価値に昇華して欲しいのです。


その為の土台を作りたい。
この辺が最近のモチベになろうかとしています。



一方で思う事。
結局、これって壮大な自分殺しなのですよね。
誰にでも出来るようになったら私は必要なくなる訳で。


属人化に固執する人はこれが怖いのでしょう。


もしその時、その様な判断をされたなら…
おそらく、この会社でやる事は全てやったという事でしょう。
胸を張って新たな道を行きたいと思います。



なぜそこまで強気になれるのか?ですか?
お金は働かなければ得られない物ではない事を知ってしまったから。


資産運用…。
本当、つくづく禁断の果実に手を出してしまったんだな、と思いますよ。

一手を打ってみる。



各種チャート(左上からS&P500 右上NASDAQ100 左下日経225 右下TOPIX)


TOPIXのみ頑張ってますが、明確に75日線を下に抜ける形。
2023年の11月に75日線を上抜けして始まったトレンドが一旦終了したと。


これを受けてリスク資産を一部整理しました。
下に抜けていい思い出が無いんですよ。



整理対象は特定口座内の株式。
投入した元本分のみ引き抜く形にします。
なお、想定する時間軸が違うのでNISAは対象外です。
NISAは銘柄を変える以外では売りません。
毎月の積み立ても継続します。


クラファン含むオルタナティブ勢もそうですが
特定口座は来年以降のNISA用の資金を運用する場としてます。
そうなると、どうしても短中期の視点を入れざるを得ない。


手数料無料で売買できる物しか利用しませんから
もう一度75日線を上抜けるようであれば、また入ればいいだけです。
その上で、そのタイミングが年明けまで無ければ年初にNISAに入れればよい、と。



まぁ、税金を取られる事だけが唯一面白くない話ですが
NISAに振り替えるならいずれ取られる物。


本当に大事なのは自分の達成したい目的なので
「あげちゃってもいいさ」くらいに思わないと投資などやってられません。
(あげたくないですけどね)



利確した資金の保全先はこの土日で考えます。
たぶん…外貨MMFかな…。
為替リスクのみ残りますが。

ニュース搔い摘み



数本に1本は自分なりの記事を書きたいものですが
如何せん相場激変の最中でありますので、本日もニュースから掻い摘み。


さて、本日もよく下げました。
ここで一旦、今月に入ってからの流れを整理してみます。


  1. 季節性アノマリー
    タックスリターンにより売りが入りやすい状況であった(申告期限は4/15)
  2. テクニカル
    年初より「押し目」と見た投資家の買いが入ってきており
    今月も1の売りと拮抗して綱引き状態であった。
  3. 経済指標の上振れ
    金利上昇と金利高止まり懸念(所謂、Fed pivotの変化)により
    利下げが年初に想定していた程…あるいは1度も、行われない可能性が出てきた。
  4. 地政学リスク
    イランがイスラエルへドローンやミサイルにて攻撃。
    これにて手打ちのプロレスかと思いきや…。


3と4のコンボは面白くない状況。
米国の経済は堅調であるし、本来なら地政学リスクに対して安全資産となる債券。
これがFed pivotへの不信感から道が閉ざされてしまっている…。


機関投資家にしてみれば、リスクオフならとにかく株を売るしかない。


その流れにアルゴリズムとトレーダーが乗っかった構図か。





こういう局面において考えたい事は…やはり心の声は素直に聞く事でしょう。
少し前ですが「下落中に考えたい事」として以前に記事を起こしました。


心は非常に正直です。
違う角度から「投資の儲けは我慢料」と題して記事を書いた事もあります。
辛いならば、他のアセットを加えたりとやり方を変える事も一考に値します。


値動きのない投資の一例としてクラウドファンディング投資の記事も起こしました。
株以外の投資先(クラウドファンディング投資)
①少額 ②多事業者 ③多案件 に分散投資する事により
リスクを減らしながらリターンを得る債券ポートフォリオの様な運用が可能です。
特定口座の分離課税やNISAに対して税制面で不利は否めませんが
値動きに慣れない方にはお勧めしてます。


クラウドファンディング投資に賛否両論ある事は存じています。
しかし、物は使いこなす事こそが一番大事


預金の利子と昇給のみを頼りに生きるには、今の世はあまりにもハードすぎる
「金利」「複利」どんどん味方につけていきましょう。
時間こそ個人投資家の大きな武器の1つですから。




今後は地政学リスクを睨みながらになりますが、月末にはM7の決算も控えており
個別企業の決算へ話題が移っていく事になるでしょうか。


場合によっては荒い値動きも予想されます。
リスク管理を厳として臨んで参りましょう。