ばぁむさんの資産運用中Plus

インデックス投資+高配当再投資戦略+αで資産運用してみたメモ…の傍ら馬を愛でるブログ

株以外の投資先(クラウドファンディング投資)③

という事でようやくの続き物第三弾。
クラウドファンディング投資の事について。


一度振り返っておきます。


まず1回目で「こんな投資先もあるよ」と紹介させていただきました。
主に事業者等の紹介に重点を置いています。


2回目では投資そのもの事に重点を置いて説明させて頂きました。


3回目ではメリット・デメリット含め、個人的に感じた事を述べさせて頂きます。



・「待機資金の置き場」としての意義。


私の場合は、新NISAを見据えた「待機資金の置き場」から始まった話でした。
①株式100%はリスクを取りすぎ
②外債は為替に左右される。
③全くの無リスク資産(学問的に)なら日本国債か預金だが金利が低い。
→この間を取るリスク資産を持ちつつ運用できないだろうか?


まず、この狙いを充足させる分には十分な投資先でした。


クラウドファンディング投資を切り崩す分
特定口座をスイッチする分
流動性を確保した現金
クレカ積立


これで来年以降の新NISAに対応していきたいと考えてます。


その上で気になる点。



・基本的には1案件ずつの単利運用。


例えば、案件Aに半年出資した場合
半年出資した分の利息を受け取る事になりますが、そこで案件Aは終了となります。
これを複利運用させるには
その資金を違う案件(もしくは継続案件)に投資する必要があります。
その分の手間が必要という事ですね。


また、人気の案件になれば出資できない事もあり
資金を遊ばせてしまう可能性も残ります。
遊ばせてる資金には金利すらつかないので…
「それなら確実に日割りで金利のつく預金の方がマシじゃない。」
そうなるパターンもあるという事。


高利回りを謳う運営者もいる中で、確かに実績値としてそれ以上の上振れもあります。
でも、出資できないと意味がない…。
結局は確実に出資できそうな低利回り・アセット分散が利く運営者に重心が移っていくのですよね。



・税制的にはやはり不利。


総合課税の対象になる為、それに対応できる身の軽さと知恵が必要になります。
やりすぎると所得税率・住民税率あがっちゃうかもよ、ってやつですね。


そうなると出資金自体を大きくしない様にするか。
もしくは、同じ科目で経費を作るか。


いずれにせよ、大きく張るにはそれなりに状況を整える必要があります。
私が「待機資金の置き場」程度にしているのもそこが理由です。


あとは…弊社は「副業禁止」
その辺をつつかれない様に予防しているという理由もありますが。




短期目的で待機資金の置き場としては良い。
新NISA用の資金繰りという目的は達成した。
でもこの手法自体も悪くはない。
中長期で資産運用できる方法は取れないだろうか…。
クラウドファンディング投資で長期と言えば匿名組合から外れてしまうし…。
もっと欲を言えば…申告分離課税でやりたいな…。


うーん。


ん?


なんだこれは(笑


という事で、昨日早速登録した三井不動産GのALTERNA。
次回は不動産デジタル証券(ST)で記事を書こうと思います。
見た感じ、自分の今後の運用の一手にはなりそうだな、と。


しかしこれ、かみ砕くの大変そうなんだよなぁ…。