ばぁむさんの資産運用中Plus

インデックス投資+高配当再投資戦略+αで資産運用してみたメモ…の傍ら馬を愛でるブログ

ニュース搔い摘み




流石に書かざるを得ないか、という具合で。

3月の米生産者物価指数(PPI)は前年同月比で11カ月ぶりの大幅な伸びとなった。ただ、米金融当局がインフレ目標の基準とする個人消費支出(PCE)価格指数を構成する一部のカテゴリーでは伸びが鈍化した。


変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.2%上昇。

市場予想に一致した。

前年同月比では2.4%上昇。予想は2.3%上昇だった。


10日に発表された3月の米消費者物価指数(CPI)統計では、コア指数が3カ月連続で市場予想を上回る伸びとなり、利下げ開始時期に対する見通しが後ずれした。

今回のデータは、米金融当局が20年ぶりの高水準に政策金利を維持しているにもかかわらず、インフレ抑制の進展が停滞している可能性を改めて浮き彫りにした。堅調な労働市場が依然として家計需要を支えており、米金融当局は利下げに踏み切る前に、物価上昇圧力が持続的に後退している兆候をさらに確認したいとの姿勢を崩していない。


過去3カ月のコアCPIは年率4.5%上昇と、昨年5月以来の大幅な伸び。


データ発表後、米国債利回りとドルは急上昇する一方、米国株は大きく下落して始まった。スワップ市場では、年内の米利下げ観測が後退した。


「利下げ期待(観測)」というのも誰かが勝手に言い出した事であるなら
それが消える事もまた、人の為す事でしょうな。


しかし、堅調な経済・労働市場。
今の金利に適応していると。
改めて米国という国の凄さを垣間見る事となった訳ですな。




一方、民草目線ではインフレに「仕方なく」対応しているようにも見えるのですよ。


クレカが使えるから今日食べるには困らない。
でも皆がそうするから、物価は上がるし、支払額は毎月大きくなっていく。
仕方ない、パートでもいいから働くか、と。(ここは日米の大きな差)
逆に十分に資産を築いた層はそんな事を気にせず求職もしない、と。


(グラフが見つからないのですが)
フルタイムが減ってパートタイムが増えてるのはそんな所からでは。
その上、景況感が良くなるなら経営者は労働者を囲い込む可能性もありそうだよな、と。


ちょっと米国の賃金が下がっていくイメージが沸かないのですよね…。
むしろ中立金利2%ってホントですか?という話にすらなりそうだが…?


とりあえず高い金利を啜る方向に戦術をシフトしながら様子を見ていくしかなさそうか。