ばぁむさんの資産運用中Plus

インデックス投資+高配当再投資戦略+αで資産運用してみたメモ…の傍ら馬を愛でるブログ

少しばかり考えておく事

・急な下落はあったものの…



3月に入って金融不安が市場を襲い、大幅に下落した所から反転の半値戻し。
まず急落から暫くの時点でハイイールド債(HYG)投資適格債(USIG)を手仕舞い。
それをそのまま米国債と外貨MMFへ。


その後、落ち着いた所で下記を買い増し。
VYM
JEPI
JEPQ


結果として外貨MMF分は株へ向かっていきましたが。


今後の米国PFの方針は
①VYM、JEPI、JEPQ、米国債+外貨MMFを25%ずつ保有する
②月1配当なので月1で買い増しリバランス
③その結果、仮に待機資金(≒外貨MMF)が25%を超える様なら円転
中長期で金利低下とドル安を見据えてこれで行きます。


日本株PFは特に触らず、含み益をバリアにして耐え凌ぐ作戦。
買い増しもなし。
四季報の夏号が出た辺りで少しずつ考えていきます。



・少しばかり考えておく事


本題。
1つの問いに対して我々は1つの答えを求めようとします。
言葉は「共通の認識」を作った方がコミュニケーションが取りやすいから生まれた発明。
阿吽の呼吸とは「共通の認識」「1つの常識」の下で発揮される芸当ですが
多様性が市民権を得つつある昨今では難しい芸当になってくるでしょう。


多様性の下では、1つの問いに対して様々な「答えらしき物」が存在します。
そして、それ自身も日々の変化によって変わってしまう。
歴史として事実は1つに収束しますが、未来は分からない訳ですから。
今時点において多数の「答えらしき物」が存在するのは当たり前なのです。


例えば1+2=3
1+2を解き明かす事よりも、3と回答する事の方が大事になってませんか?


1つの問いに対して答えを追い求める教育のはずが
1つの問いには1つの答えしかないと錯覚させる教育になっていた、と。
で、それが小さい事から刷り込まれるので、もはや本能レベルに達している訳です。
だから答えが出てこないと落ち着かない。
落ち着かない故に、より1つの答えを求めて、答えらしき物へ妄信に走る。
これは負のスパイラル。


ハイグロの時代!と言って消えていった人々がいました。
ナスダックは永遠!と言ってレバレッジを掛けて消えていった人もいました。
日本株は終わり!と言って天井付近の米国株を買って辛酸を舐めた人もいました。
円は紙くず!と言って1ドル150円でドル転を勧めた人もいました。


何れも、その時点での「答えらしき物」です。


その答えらしき物を導き出した人を責める気はありません。
それに対してどう思うか(行動するか)を醸成した方がいいのでは?という問題提起。


おそらく今後も色んな振れ幅の大きい情報が出てくると思います。
金融不安の土壌ができてしまってますし。
過激な発言に惑わされず、かといって、手法に妄信する事なく。


他人と成績争いをしているわけではありませんから。
どっちに行ってもいいよ!な守りが攻めのPFを構築しながら適時、判断しながら
着実に資産を積み上げられたらと思います。